大人の矯正歯科
また、見た目の話だけでなく、歯並びが良いと綺麗に歯磨きをすることができます。
綺麗に磨けるということは当然、虫歯や歯周病になりずらくなるということです。
そのほか、ものを噛む際に左右の顎でバランスよく食べることができるようになり、全身の骨格バランスが良くなり、万病の予防にもなります。
こどもの矯正歯科
小児矯正の最大のメリットには、歯を抜かずに矯正できる可能性があることです。
成長段階での顎の発育や骨の成長を利用し、より効果的な矯正結果を得ることができます。
矯正が必要な歯並びには、
次のようなものがあります
なぜ歯が動くの?
歯とそれを支える骨(歯槽骨)との間には、歯根膜があります。
歯根膜は歯に加わる衝撃から歯を守る働きをしており、一定の厚み(100~150μm)を維持しています。
矯正治療はその仕組みを利用しています。
歯に対して一定の力を加え続けると、圧迫されて薄くなった歯根膜が、元の厚みを継続するために周囲の歯槽骨を溶かします。
また、隙間が大きくなっている逆側の歯根膜は、元の厚みに戻ろうとして周囲に歯槽骨を作ります。
このような、歯槽骨を薄くしよう、厚くしようという代謝機能によって、歯の移動が生じます。
平均的な歯の移動距離は、0.3mm/1ヶ月 です。
矯正治療ではおおよそ、4mm の移動が必要となるので、移動に1年以上かかることになります。
そのほか、移動した歯は元の位置に戻ろうとするので、一定期間 保定器具で固定する必要が生じます。